My NIKKI

1996年生まれ。

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ラオスで感じること。

ラオスにやってきた。

 

東南アジアの狭間の国。 知らない人も結構多いのではないだろうか。

 

日本の本州程度の国土に対して人口は約700万人、あの小さいシンガポールが500万人なので、それとあまり変わらない。

 

そんな感じでの国である。

 

ラオスもカンボジアと同じく貧しい国だが、雰囲気は少し違う。

 

この国には、ゆっくりとした時間が流れている。

 

そして、何もない。 何もないところが最大の魅力であると、人々は言う。

 

人々は基本的に優しく、ぼったくったりもあまりしない。

 

ここは、ストレスを感じることがほとんど無い、ゆっくりとした場所だった。

 

しかし、そんなラオスにも、発展の波が押し寄せている。

 

ラオスという国家は、実はベトナム、タイ、中国、ミャンマー、カンボジアの狭間にあって、地理的に言えば非常に重要な地点だ。

 

ラオスにおける、中国の影響はカンボジアにおけるそれと同じぐらい強い。

 

いたるところに中国語の看板を見ることができた。

 

しかしながら、この国にいると、発展とは何なのか、考えさせられる。そもそも、発展する必要があるのかと、さらに人々は国の発展を願っているのかと、、。

 

ラオスはラオスのままでいい気もしてくる。

 

カンボジアに比べれば、そんなに物が不足しているようには見えないし、治安も良い。

 

インターネット上で調べても、今後、急速な発展があるわけではないようである。

 

この国はこの国なりのやり方を探せばいいのではないかと、そう感じたのであった。

 

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ぼろぼろの自転車に乗り、通学する生徒達。

 

なんだか、過去の世界に逆もどりしてきたのでは無いかと、錯覚を覚えるほどだった。

何かを得るには、何かを捨てなければならない。

ちょっとした、つぶやき程度で。

 

先週、成人式が行われた。

 

成人式で楽しむみんなの姿がTwitterやインスタグラムにアップされるのをみて、俺も行きたかったなあ、という気持ちが沸々と湧いてきた。

 

あんまりにも寂しいので、忘れないように文章に残しておこう。

 

なんでこんなに寂しいかっていえば、中学は紛れもなく、僕の今までの人生で最も楽しかった時だったからだ。

 

みんなに会いたかった。あの抑揚感を最後にもう一度、味わいたかった。

 

一緒に留学をしている友達も成人式に参加していた。

 

しかし、ご承知の通り、私は成人式には行かず、東南アジアを旅するという選択をとった。

 

そっちの方が将来のためになると、自分自身で感じてそういう選択を選んだ。

 

でも、実際思ってたより辛かったな。

 

人生って、自分が何かをするって決めたら、何かを捨てなきゃならないんだと、改めて強く感じた。

 

全部楽しむなんて、そりゃ無理に決まってるよね。

 

私はこの旅で、成人式以上のものを得られるだろうか。

 

ここで、成人式以上のものを感じて帰らなければと強く感じた。

 

ラオス、ドンデット島より。

 

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最高に綺麗な夕日だった。

 

カンボジアはまだ、貧しかった。

 

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今は、ラオスパクセ行きのバスの中、天気の関係から私は当初予定をしていたタイではなく、北上してラオスへいくことに決めた。

 

カンボジアには5日ほどしか滞在はしていないが、プノンペン→シェムリアップ→パクセーといくため、カンボジア国内は広く回った。

 

カンボジアでは、どこでも同じような景色がただひたすらと見える。

 

まだこの国には何もない。

 

カンボジアはものの不足がひどかった。

 

友達からカンボジアは物価が高いと聞いていたが、それは本当だった。

 

一見、一人あたりGDPから見るとカンボジアは東南アジアのなかでもっとも低い。GDPが低いということは、給料が低いということだ。だから、物価も低い。というのが、当時の未熟な私の考え方であった。

 

しかし、その考え方は間違っていた。

 

カンボジアでは、国内の物のほとんどが輸入に頼っている。スーパーに行ってもそれはすぐにわかる。ほとんどがタイを中心とした別の国からの輸入商品である。

 

そもそも、自国に工場すら持たないのだ。

 

だから、物価は非常に高くなる。国民の収入は低いのに物価は非常に高い。この国は大きな矛盾を抱えていた。

 

 

さらに、学校に行けない子ども達もたくさんいた。

 

夜のケンタッキーで寝る子どもの姿を見たのは、久しぶりだった。

 

ココナッツ一つ、1ドルで買った時の家族の喜ぶ様子が目に焼きついた。

 

子どもが商品を持ってきて、その商品とチューイングガムを交換してくれ、と言われた時言葉を聞いて心が痛くなった。

 

みな、生きるのに必死だった。

 

確かに、都市部に行けばその発展をかいま見ることもできるが、それでもこの国はまだまだ貧しかった。

 

シェムリアップの遺産を見て、以前この国にもこんなに繁栄を極めた時代があったのかと、驚かされた。

 

この遺跡は、カンボジアという国の潜在能力を私たちに教えてくれる。

 

カンボジアは、これからまだまだ発展していくだろう。

 

まだまだ先は長そうだが、この国の将来に期待をしつつ、出国したいと思う。

 

来た甲斐があった。

 

またいつか、戻ってこよう。

東南アジアの旅、第一弾。南寧からハノイまで。

ついにやってきました。

 

冬休み!ということで、私は今年の冬休みに東南アジアの旅に必ず行くと決めていました。→理由は後で、別の記事にて書こうと思います。

 

本日はその第一弾、成都を出発し、南寧からハノイに至るまでの旅行記を書いていこうと思います。

注)ハノイにて、スマートフォンを盗まれてしまったため、この時期に限って写真が少なくなってしまっています。ご了承ください。

 

成都から南寧へ

12月22日の夜。

私は成都から南寧に飛んだ。南寧は中国广西自治区の省都である。古くからベトナムとの交易の場として栄えてきた町である。

初めて来た感想としては、バイク多いなってのと、南国フルーツがたくさんあって、そんなに発展してないな、ということである。というよりは、今まさに発展をしてるなという感じだ。

 

駅前は大規模工事が行われていて、地下鉄建設も始まっていた。あと10年したら、街はその姿を大きく変えることになるだろうことは、予想がついた。中国の経済発展を押し上げている場所であるような気がした。

 

ここにきて、省都だから発展をしているということではないことがわかった。中国では都市の発展度合いをレベル分けしていて、どうやら私の住んでいる成都はかなり発展している部類にレベル分けされるらしい。南寧に限って言えば、まさにこれからという感じだろう。

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これは南寧の中心地。中国風の建設方式である。非常に綺麗な場所であった。

 

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習近平同志と書いてあるのがいかにも中国らしい。

 

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广西壮族博物馆。壮族と呼ばれる中国少数民族の建築方式らしい。

 

参考:成都→南寧  386元 約6500円

南寧からハノイへ

その後、南寧からベトナムのハノイまで、その日の夜行列車に乗って行くことに決めた。私にとっては、人生で初めての国境を渡る経験である。午後6時に出発をし、朝の5時に着く予定だ。

列車の進むスピードはかなり遅い。日本の貨物列車並みである。午後11時に中国出国手続きを、12時にベトナム入国手続きを行って、いざ国境を越えると、外から漢字が消えた。国境とは、大きい存在であるなと、しみじみと感じられた。

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これはベトナムの入国地である。

 

ベトナムへ来た。そこはつい最近まで戦争をしていた国である。戦争への想いを伏せて、暗い外を眺めながら、幽霊でも出てくるんじゃ無いんだろうかと、かなりそわそわしていた。怖いのでここで寝ることに決めた。

 

ちなみに、ベトナムの国境にて日本人は帰国用のフライトチケットが必要と書いてあるが、それを尋ねられることはなかった。ただパスポートを渡すのみで終了した。

 

参考:南寧→ハノイ 250元 約4200円

 

 

2016年の終わりに。中国留学の1学期間を振り返ってみる。

久しぶりの更新です。

 

ちょっと最近は忙しく時間が大切だったので、なかなかブログも更新できていなかったのですが、近況を申しますと、一週間ほど前中国での一学期間が終了しました。それで、今は早速東南アジアをバックパッカーしています。

 

今はベトナムにいますが、ここにきてやっと少し時間ができたので、中国留学の一学期感を少し振り返ってみようかと思います。

 

結果から申しますと、私の中国留学での一学期、実際にはまだ4ヶ月ほどしか経っていませんが、それは本当に充実した時間でした。

 

私がこの4ヶ月、さまざまなことに対して取り組んできましたが、そのなかで最も頑張ったのは紛れもなく『中国語』だと思います。ほとんど中国語の勉強にかけていた気がします。そのおかげで今では中国語をかなり話すことができるようになってきましたし、中国語がわかったことで私の世界は大きく広がっていることを実感しています。

 

中国語が分かるようになると、百度がわかるようになる。百度がわかるようになると、そのトピックから中国の歴史認識や注目がわかるようになる。こういった流れが今は面白いです。また、中国ってドメスティックな企業が多かったりして、そういった企業の情報もここでしか得ることはできません。

 

個人的な感覚としては、中国って思ったより社会は成熟していて、東南アジアとかに比べると圧倒的に成長していました。そして、日本にはないものがたくさんある。自動車やバイクのメーカーはバラバラだし、買い物は淘宝、京东(日本のアマゾンと楽天)を使っていて、学生はウーバーを移動手段として使いまくるし、買い物のほとんどが支付宝やWe Chat Pay(日本だとLINE Pay。普及してないけど。)かUnion Pay(日本のVISAやMaster)を使った電子決済。現金を使う機会はとても少ないです。

注)これは中国の成都にいて感じたことです。現実的には中国は広いので全てがこのようになっているとは言えません。

  

さらに音楽も本の資料も中国なら無料で簡単にダウンロードできちゃう。(違法かもしれないけど。)

 

中国の百度はただの検索サイトではなく、『百度旅游』や『百度百科』等、領域が分かれていて、どれも便利です。京东、淘宝も非常に使いやすい。航空券も淘宝や去哪旅游ってサイトを使えば、スマホで簡単に、且つ格安で買うことができます。こういったものも中国に来たからこそ、わかったことです。そして、日本に取り込んでいけそうな部分もたくさんあるのではないかと感じています。

 

このように、中国語力の向上とこの国へ来たことは、すでに大きな財産として、自分の中に日々蓄積されています。

 

しかし、中国って実際どんな国なのか、その答えに至るにはまだまだ程遠い気がします。中国という国は、本当に複雑で理解するのが難しいです。

注)わたしがなかなかブログを更新できない理由も実はここにあります。自分の主張に対して、それを裏ずける根拠が一定ではなく、公開するまでに至らないから。個人のメモで抑えています。

そして、この課題に対して、自分なりの見解を見つけ出すことが今後の大きな目標です。

 

今季は英語の授業が少ないことだったり、中国語のクラスが来季から別のキャンパスに移るとか、いかにも中国らしい訳のわからない問題が大量に発生し、困難もたくさんありました。しかし、そんななかでも自分にとって最高の環境を作るために動き続け、そんなこんなしてたら、応援してくれる人も増えてきて、自分の意見を数多く採用してくれました。

 

中国の学生は本当にたくさん勉強します。図書館はいつも人がいっぱいで座るところがなくらいに。日本大丈夫なのかな?と思うときがたくさんありますが、それをモチベーションにして自分自身も頑張ることができます。

 

残る時間もみるみる短くなっていきます。現在のバックパックは、ベトナム、カンボジア、タイ、ラオスを周り最後に中国の首都、北京を見て帰るつもりでいます。

 

来季も引き続き中国語、さらに専門授業にも力を入れて勉強していくつもりです。時間を大切に日々を過ごしていければと思います。

 

では。ベトナム、ニャチャン大聖堂より。

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自分が変われば、世界は変わる。

 

  

自分が変われば世界は変わる。

言い換えれば、

 

『自分が動くことでこんなに世界は楽しくなるのか』

 

と、最近そんなことを思っています。

生活も落ち着いてきて、今は本当に毎日が楽しいです。

 

 

こんなことを言っている僕ですが、少し前までは本当に悩んでました。

何を悩んでたかというと、一つは専門授業が楽しくないこと。

なんせほとんど先生がしゃべるのがほとんど中国語な上、授業は退屈なので、学生もずっと授業中スマホいじってたりして、なんか俺の大学と変わんないな、とか。

それから、寮の仲間とあまり仲良くなれなかったこと。僕は結構綺麗好きな方なので、彼らの生活スタイルに合いませんでした。

こっちの学生もあまり英語ができずで、なんかこの留学、思ってたのと違うな、と。

もっとこうしておけばよかったな、とか。なんだか色々な面で後ろ向きになっていました。

 

そして、そのモヤモヤとした感じの中で、悩む日々が続きました。

友達と電話したり、Facebookをみたり、、。これから、どうしようなかと。

 

そんな中、日本で一緒にプロジェクトを行っていた仲の良かった僕の親友が大学をやめるという決断をしていました。

英語が大好きで、日本の大学ははつまらないから、一人でお金を貯めて、オーストラリアに行くと。

僕はそれを聞いて、すごい。と単純に思いました。

でも、僕は彼女のことよく知っているから、それが今の彼女にとって一番幸せになる方法だということは感覚でわかりました。

彼女は自分の好きな世界に飛び立っていきました。

僕はそれを聞いて最高に嬉しかったです。

 

 

でも、そんなこと僕にはできない。率直な感想でした。

 

 

そんな話を聞きながら、自分の人生を振り返りつつ気づいたことがたくさんあったんです。

それは、自分がリスクを取らない人生を送っていたこと。

僕はいつもただ普通より少しできるやつになろうとしていたこと。

そう、僕はいつも最大限の努力をしていなかった。

 

変わろう。そう思えた瞬間でした。

 

 

思ったらすぐ動くこと。

まず、僕が最初にしたことは

 

選択と集中。

 

いま自分が本当にしたいことは何なのか?

自分自身の心に素直になって考えてみました。

 

『中国語を勉強したい。』

 

これがいまの僕の本心です。

こっちに来てから、コミュニケーションを取れなくて悔しいって時が山ほどあります。

『早く中国語を話せるようになって、彼らと会話ができるようになりたい。』

強くそう思うようになりました。

この理由から、当初の予定を変更して、専門授業よりも語学の勉強にかなり力の入れ具合をシフトさせました。

『言葉が理解できるようになったら、きっと何倍も中国が楽しい世界になる。』

今はそんな気持ちです。

そして、少しずつ喋れるようになってくることがとても楽しい。

次のセメスターは中国語でも履修したいと考えているので、必死に頑張っています。

 

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 中国語のクラスです。ベトナム人ととりあえず仲がいいです。

 

専門授業に関しても、現状の問題点を現地の担当者に伝えて、次のセメスターから修士生として授業を受けることができないか交渉中です。修士の英語の授業はレベルも高く、また、学生の質も高いのでより多くの経験を得ることができるのではないかと考えています。

 

 寮も変えてもらいました。

この交渉はとても大変だったのですが、気合いで突き通しました。

今は快適に韓国人との生活を楽しんでします。

 

また、週末は中国の貧しい子ども達(そんなに貧しそうに見えないけれど)に向けて授業を行うサークルに入って活動をしています。

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日本についてのプレゼンテーション。

 

成都近郊の旅行に行ったりもしています。

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世界遺産『都江堰』。迫力満点で素晴らしかった。中国の歴史と壮大さを肌で感じることができました。

 

 

後期は授業をたくさん取りたいので今は語学メインですが、最近はこんな感じで毎日が充実していて楽しいです。

 

ちょっと勇気を出して、自分のできる最大限をやってみました。

 

自分が動くことで、世界はこんなにも楽しくなる。

 

本当にその通りだなと。

1ヶ月の振り返りと今考えていること。

 

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留学して1ヶ月が経ちました。
 
一言でまとめると、本当に早かったなー。という感じ。時間が早いのは留学生活が充実している証拠だから、それはそれでいいのですが、きっとこのままだと、あっという間に留学生活も終わってしまいそう。
 
暇な時間は勉強に使ってしまうことが多いのでブログの更新もなかなかできていません。
 
でもやっぱり自分の経験とかをまとめていくことは大事だし、ここら辺で一度考える時間を取るのはとても重要だと思ったので、今日は文章を書くことに集中していきたいと思います。
 
繰り返しますが、一ヶ月が経ちました。
 
一ヶ月も経つと、非日常がどんどん日常化してくるんですよね。そして、いろんなことがわかってくる。
 
最初は毎日必死だったけど、少しづつ慣れてくる頃です。僕の中国語もかなりレペルアップしてきた反面、結構いけるんだなーって思って逆に焦りが少なくなってしまっている。
 
ここら辺でもう一度考え直そうかな。
 
そんな感じで思ってて、今日はたまたま中国へ留学を経験したいろんな人の留学経験談とかをぱーっとみてみました。比較をすることや、いろんな人の体験等を見ておくことも大切かなって思ったので。
 
そこで結構多い感想が、『現地の学生が勉強熱心で驚きました。時間が本当に短く感じました・』とか、『毎日授業の予習でついていくのがやっとでしたが、何とか乗り切ることができました。』みたいな感想です。
 
そして、最後に留学をお勧めします。の一言。
 
うーん、、、。
 
こっちの学生が勉強熱心かって言われたらそうでもなくて笑。(当然真面目な生徒もいますし、面白い先生もいます。)専門授業もまちまち( 語学の授業はとてもいいです。)
 
留学生活は楽しいのですが、一年もいる必要あるかなーとか、このときに思っちゃったんですよね。
 
でも、学校の授業がよければ、僕は満足した留学生活を送れるのかと考えたときに、その答えもNOでした。
 
ここで『さらに、うーん』ってなって・・・
 
さらに言えば、留学って僕が以前思っていたほど華やかなものではなかったんですね。
 
結構地味で、時間もあるから、自分の選択次第でどうにでもなる。
 
怠けるか頑張るかは自分次第で、自分の得たい経験次第で行動も変えられるし、成果も変わってくる。
 
そこらへんはあまり日本と変わらない。ステージは大きく変わるのだけれど。
 
 
 
今の僕には、そもそも勉強ってなんなんだろう。っていう、問いが漠然とある。
 
自分は一体ここで何を得たいんだろう。
 
確かに単位を取るのはすごく大切。大学に4年以上はお金払う余裕ないのでね笑。
 
でも、単位を取ることは勉強ではないし、ここに来た目的ではない。
 
じゃあ、僕が学びたいのは、いったいどこからなのだろう。
 
確かに見てみたい世界があって、そしてもっとこの国を肌で感じて、深く知るためにここにきた。
 
そして、僕は確かにここに大きな魅力を感じているし、楽しい。
 
きっと僕の本当に得たいものは、もっとここでしか学ぶことのできないものなんじゃないだろうか。
 
僕が学びたいのは、ここに来たという経験。
 
それは、現地の学生や、彼女だったりと夜通し話し込んでみたりすることや、あるいは観光では見れないような場所に行ってみたり冒険的なことを自らしてみることかもしれない。
 
あるいは、自分からもっと授業の予習をして、質問ぶつけるとか。
 
まだ正確な答えは見つかっていないけれど、
 
授業が退屈なのは自分の大学も同じで、だったらこっちいた方のが断然いいよな、と。そもそも中国に一年間入れるビザ持ってるし、これだけでも今の僕にとっては重要。
 
ってか、やっぱりできれば授業も中国語で学びたい。教授の英語力が低いってのあって、英語の授業は学び取れるものが結構浅いから。
 
中国語なら、自分の好きな授業なんでも履修できる。
 
本当に頑張ります。
 
自分で最高の経験を作る。
 

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いかにも中国らしい。友達たくさんできました。

だから私は海外に行くことを選んだ

こんにちは。

 

最近よく考える。自分ってなんで海外が好きなのか。

 

今日はそれについて少し書いてみようかなと思いました。

 

海外に行く理由っていろんなことがあると思います。

 
旅行、観光、留学、ボランティア等、、、。
 
海外に行く人はみんなそれぞれ、海外というもののどこかに強い魅力を感じているのだろうけれど、
 
私にとっての一番の魅力ってのは、『考えることが多くなるから。』だと思うんですね。
 
海外にいると、なんで?がすごく増える気がする。
 
それは、自分が観た世界から感じ取ることもあれば、今の自分への問いかけでもあって。
 
例えば、私の大きく感じ取った部分として、個人と国家という場面がある。
 
個人の観点で見ると、日本人と中国人が仲が悪くなるわけがないのに、国家としてみるとその関係はよくない。
 
それは、韓国人にも言えることだと思っていて。→日本人と最も近い考え方をするのは韓国人だと思います。
 
そこには、歴史が絡んでくるのは当然なのだけれど、それでもなんでだろうなーって思ってしまったり。
 
 
また、俺なんでここに(留学をしに)来たんだっけ?のような問いかけ。
 
僕はもう帰るときは3年生です。21歳になっている。就活とかも考えて、俺はこの留学で何を得れるんだろうと、考えてしまう。
 
特に経験として、何を残せるか。勉強は形に残らないから。
 
人生思ったより短くて、本当にあっという間に過ぎてしまう。
 
最近その時間の大切さが痛いほどわかるようになってきました。
 
 
ちょっと話を戻して、、、
 
そんな感じで、海外にいると考えることが多くなると思うんです。
 
日本にいるときも当然考えたりはするけれど、海外にはやっぱりもっと特別なものがある。
 
ここでの経験をどれぐらいプラスにできるかは全て自分次第なのだけれど、それでも考えることはプラスにはなっていくと思っています。
 
考えることは生きること。そして、人間にしかでいないことだと思うんです。
 
考えて感じ取ったことが経験として、蓄積されていく。
 
でも、僕はまだまだなので、もっと考えていこう。
 

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中国の入学式で感じたこと

 

こんにちは。

 

最近サボってたのですが、楽しみにしてくれている人もいるみたいなので更新していきますううう。

 

本日は学校の入学式に出席をしてきました!!

 

セレモニーの体育館がかなりしっかりしている建物で、でかいテレビ付きでした。

 

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体育館も含めてそうなのですが、中国に来た初日から感じたのは、中国って結構発展してるなー、ってことです。

 

鉄道は完全に整備されてますし(日本より綺麗です)、スクーターめっちゃ走ってるし、決済はインターネットで、みんなウーバー使って移動してるし。Iphone持ってる人も結構います。

 

想像よりは確実に日本に近い。逆に進んでる部分もたくさんあるのでは?って思うぐらいです。

 

道路だってかんり整備されてるし、他の東南アジア諸国と比べるとやっぱりちょっと違う、恐ろしさを感じるぐらい。

 

こんなに大きい国なのに、、、すごいな、、と正直思います。

 

最初に国家斉唱があったのですが、クオリティが本当に高い。軍が登場しました。

 

みんな本気で歌うので、何か鳥肌立ちました。

 

ここから見ると、国家、国民、軍の一体感というものを、強く印象付けられます。

 

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国家斉唱の場面です。

 

演説の最後にはこの大学へ来ている留学生が登壇しました。

 

最初英語であいさつをした後、中国語で話し始めます。場内には歓声が起きました。

 

この大学に来て気づいたことは、中央アジアとアフリカからの学生が本当に多いいこと。アフガニスタン、パキスタン、カザフスタン、それから、ガーナ、ナミビアなどなど。日本にいたらほとんど聞かないし、わからない国です。彼らは皆、中国政府から奨学金をもらってきています。

 

ここに、中央アジアやアフリカに進出しようとする中国の政策を強く感じ取ることができますね。

 

またちょっと違った入学式。たのしかったです。

 

中国留学 初日からめちゃめちゃ大変だった

こんにちは

 

来て2週間目にしてようやくWIFIをつなげることができました。

 

本当にやっと少し落ち着いたって感じなので、記念すべき中国での第一回目のブログを書こうかなと思います。

 

一日目! 

最初からかなりアドベンチャーな1日でした!。

 

あんまり私は海外に行った経験がないので、今回の飛行機は覚えている中では2回目。だから、かなり緊張をしました。幸い同じ大学に行く先輩がいたので、その点は少し安心でしたけれど。

 

出国の日が台風の日だったってのは一番やばかったですね、いけないかと心配していましたが、なぜか飛んでくれました。でも、めちゃくちゃ揺れて、ジェットコースターにでも俺は乗っているんじゃないかと思いましたが、ちゃんと目的地に着いたので良かったです。

 

成都まで行くには上海で乗り換えていきますが、乗り換えの時間があまりなかったので、ミスはできないなと感じながらの飛行でした。

 

これは上海での乗り換えの写真^^。

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しかし、案の定これがなかなか迷って、ギリギリでついたら乗れないと言われまして、、、『やばい終わった。』って最初から思いましたけれど、後で遅延ってことがわかって、このときはかなりホッとしました。

 

乗れたのは良かったのですが、この飛行機がなんと3時間以上も遅れていたので、成都についたときには日が暮れ始めていました。

 

でも、格安空港でしたが、食べ物も出て非常に美味しかったのでかなり満足をしています。

 

そんなこんなありながらなんとかついたわけですが、ここからがもっと大変でした。

 

まず、両替をしようと思ったのですがなかなか見つからず、、、というか、空港がめちゃくちゃでかい、、さらに英語があまり伝わらないのでなかなか見つからなくて時間がかかりました。

 

次にバス停を探します。行き先が錦江賓館ってことしか知らなかったので、これもいろんな人に聞いて回りました。幸運なことに親切なお姉さんに助けられてバスに乗ることができました。しかし、このときはすでに6時半ぐらいになっていました。バスに乗る際いろいろ聞かれたけど、全く言葉が理解できず、、、、。とりあえず乗り込みました。

 

終点まで行って、バス停を降りたあと、持ってきた『地球の歩きかた』の地図を見ながらなんとか鉄道までいきました。

 

鉄道を使う際に驚いたのは、セキュリティが厳しかったこと。荷物検査をされたのには驚き。スーツケース無理やり詰め込みました。

 

最寄り駅までついたときにはもう完全に暗くなって、9時頃になっていました。

 

そこからもひたすら道を聞きながら行動しました。

 

大学までは三輪車みたいなスクーターを乗って行ったのですが、このときのおっちゃんがやたらファンキーな感じでめちゃくちゃ笑ってました。ぼったくられるんじゃないかとかなり不安になっていましたが、とてもいい人で目的地まで連れて行ってくれまして、特にぼったくられることもなかったです。

 

空港から300円ほどで着くことができたので、これは成功だったと思います。

 

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しかし、さらに大変だったのがここから。

 

大学についたときはすでにかなり遅い時間だったので、人はまばらですでに閉まっていました。さらに大学がでかすぎて、途方にくれました。野宿が頭をよぎってました。

 

 

場所がわけわからず、とりあえず校内の生徒らしき人に声をかけてみましたが、これが本当に正解だったと思います。親切に私たちと聞きまわって校内を歩きながら、なんとか担当者の場所まで着くことができました。

 

この後、手続きをして寮の中に入ることができましたが、シャワーを電気がまだ通っていなくて、それを通してもらうために管理室に行ったりなんだり、まだ歩き回りました。

 

最終的には問題なく全て終えることができました!。寮は広々としていて、トイレ以外はすばらしかったと思います笑。

 

学校で最初に出会った中国の学生には3時間ぐらい付き合ってもらってかなり助けられました。

 

旅のような1日でとても疲れましたが、冒険的で最高の1日を送れたと感じます。

 

中国人は声だけ聞くと強く感じることもありますが(中国語がやたらでかいので)、優しい人もたくさんいることがわかりました。もっとたくさん友達を作りたいです。

 

先輩ともかなり仲良くなることができました。一人ではたどり着けたかわからないので本当に感謝です。

 

悔しかったのはやはり現地の人と全くと言っていいほどコミュニケーションが取れないことです。言語はこれから本気で頑張っていこうと思います。

 

取り合えず、喉が乾きました。

 

体感は日本より暑いです。

 

では、この辺で記念すべき1日目は終了しようと思います。 

 

 

初心者のための!!はてなブログデザインまとめ

こんにちは!

 

はてなブログのデザインをいじり始めて、2週間ほどが経ちました。プログラミングとか、始めは何にも分からない状態で始めたのですが(今でもわからないです)、いろんな人の記事を見て、コピペをしたり試行錯誤を繰り返し、やっと自分の納得のいく形が出来上がってきました。

 

そんなわけで今回はそれをちょっとまとめようかなと!『これ良かった!』ってサイトを紹介していきたいと思います。

 

 

PCデザインテーマ

 まず最初に手を出すのはPCデザインなのではないかと思います。いろいろな公式テーマがあるのですが、僕はテーマストアでDUDEというテーマを探して、使わせていただきました。最初から見出しなども整っていて、かなり綺麗です。

この記事を読ませていただいて、一目惚れしました。

tsukuruiroiro.hatenablog.com

 

 

 DUDE基本カスタマイズ

テーマが決まったら次は基本設定です 。DUDEの基本設定はこの記事を見れば十分です!とても見栄えのいいブログサイトになることは間違いなしかと!!基本的な色のCSSが載っているのもありがたい。

lahtnas.hateblo.jp

 

 

グローバルメニュー

私が結構こだわったのはグローバルメニューでした。なかなか難しく、納得のいくものが作れなかったため手が出せていなかったのですが、この記事ではグローバルメニューとトグルメニューを両立させる方法が載っています。かなりわかりやすいです。

www.yukihy.com

 

 

SNSシェアボタン

綺麗なシェアボタンを簡単に作ることができます。超おすすめ。

www.ituore.com

 

プロフィール

はてなブログのプロフィールはなんだかださいので、この記事を参考にもっと格好良くしましょう !

www.tsurezure-english.com

 

 

スマホデザイン

PCデザインが一通りすんだら、次はスマホデザインです。スマホデザインはPRO契約をした後、変えることができるようになります。

まず初めに、はてなブログらしさを消すところから入りたいと思います。はてなブログ感を消すとなんだかカッコ良くなりますよ。

 

ヘッダを画像ではなく、文字だけにしたい方へ!

tsukuruiroiro.hatenablog.com

www.yukihy.com

 

トグルメニュー

トグルメニューが加わるだけで、カテゴリーも見やすくなるので是非!スマホには必須かと思います。

www.yukihy.com

 

さらに極めたい人へ

最強です。隅々まで載っています。

www.yukihy.com

 

それでも僕が中国留学を選んだわけ。

 
 
今まで、周りの人に留学に行くなんてあんまり言っていないのでびっくりする人もいるかもしれませんが、実は8月22日より、一年間中国へ留学にいきます(来年の7月に帰ります)。
 
 
やっぱり文章にまとめてみるっていいですね。この文章を考えるために20時間ぐらい使っていそうです。結構自分自身と向き合った気がします。
 

なんで中国にしたの? 

 
これみんなに言われます。結果的には、成績とか物価とかいろんな理由があってこの大学にしたわけですが、『なんて答えればいいのだろう。』なかなか私はこの質問に答えることができませんでした。
 
 
留学と聞くと、表面的には明るいかもしれないですけど私の場合は実は迷いもかなりあって、、。だから、周りにもあまり言ってこなかったってのが正直なところでもあります。本当はフィリピンにまた早くいきたいって思っているのが本音であるし、今の日本でのインターンとかすごく充実してるし、本当にこれでいいのかって、未だに思ってます。留学にいくことで、自分が失うであろう機会や経験も相当大きいだろうなと。家計への負担だって軽くない。特に個人負担笑。
 
 
でも、だからこそ、留学をするなら日本にいる以上の経験を得なければならないし、いくからには最高の経験に変えなければならないと感じています。
 
 
そんな感じで留学先でも、自分がどんな学びを得て、何を考えているのかを可視化していくために、ブログは書いていこうと思いました。
 
 
上をちょっとまとめると、私にとっての留学はかなり、『重い選択』でした。
 
 
自分に留学なんか務まるのかって言われたら、実際はあんまり勉強好きじゃないし、微妙ですからね笑。
 
 
そんな迷いのある中で、それなのになんで行くことに決めたのか、、初回ではそこに至るまでの経緯を少し話そうかなと思います。
 
 
以下長文ですよ笑。
 
留学の志願書を出したのは、今年の1月。そのころの自分といえば、なんだかやりたいこともなくて、とりあえず海外行ってみたいなー、と思っていたのが正直なところ。奨学金貰えたらお釣り出るぐらいだし、めっちゃ余裕じゃん!!とかね。日本の授業よりよさそうとか、英語上達しそうとか、いわば、普通にありがちなやつです。中国を選んだのも、中国が大国になって将来役立ちそうと感じていたからです。このパターンで留学に行くと、結構成功するんですよね。帰国するころにはその国が大好きになっていたりして。
 
 
私も、普通にこのパターンになると思っていたのですが、実はちょっと違いました。何が違ったかっていうと、その年の春にフィリピンに行ったことです。この経験は自分にとってかなり大きいものになりました。さらに、そこでいろんなものを見て、感じて、挑戦をしている中で、『これやりたい。』ってことが見えてきたんです。そして、これが足りない。というのも、同時に強く知るきっかけとなりました。
 
↓参考程度に 
 
留学が決定したのはちょうどそのころ。でも、この時は正直行く気あんま出なくてですね。やりたいことがあって、フィリピンにすぐにでもまた来たいって思ってました。とりあえず、大学の国際化とか、国際関係担当の教授とかに、留学先を変えたいです。って行ってみたけれど結果は変わらず。
 
 
さらに追い討ちをかけたのが、学校の成績。もともと奨学金をもらえる成績だったのですが、秋の成績が悪くてダメになってしまったんですね。学生に月6万は本当にでかかったです笑。
 
 
なんで中国なんだっけ?、とか思ったりして、落ち込んで本当に悩んでいたんですけど、このときはとりあえず目の前のことに集中しようと考えました。フィリピンに学校で集めた文房具を送ったり、NPOユニカセのメンバーとして社会起業家を集めたカンファレンスの企画をしたり、春学期はいろいろなことをしていました。どれもめちゃくちゃ楽しくて、、。
 
 
当然うまくいかなくてつらいこともたくさんあったけれど、(一番つらいのは、仲間を失うことでした。)失敗の中で学んだことやたくさんの人との出会いを通して、確実に成長できた実感があります。目的が分からなくなったりして、迷って迷って、でも考えて、自分なりの答えの中で行動を起こす。そのプロセスにはとても価値があり、少しづつ前進できていたと思います。
 
 
こんな春学期を過ごしながら悩んだ末、結果的に留学には行こうと決めました。留学中でしかできないこと、そしてその機会を自分は今得ていること。その希少性と可能性を吟味した上でいくことに決めました。今回は『できない自分』に目を向けながら、自分自身の価値をもう少し上げていきたい。正当化をして最もらしいことは言いたくないので、はっきりというと自分の達成したいことに直結するような留学の目的はないかもしれません。それは、そもそも中国に行ったことがなくて、経験に基づいたことがないからです。でも、結果的には目標達成をしたいことがあり、その先に自分の理想があって、それがこの留学の目的となるのではないかと感じています。(フィリピンは帰国後にいくことにしました。)
 
 
ここで少し、上記であげたように私が留学中目標としていることを大きく3つに分けて紹介していこうと思います。なぜ、中国を魅力的に感じたのかも含めて、言及していきたいです。
 
 
⒈語学力を向上させること
ありきたりかもしれないし、なんかダサい感じもしますけど、私にとってはこの理由がやはり大きかったですね。フィリピンへいった時も、もう少し言語が伝われば、、、そう思わなかった日は正直一度もありませんでした。相手を説得できるほどの言葉の力、現地の状況の深刻さや、気持ちを聞くだけの力、それが私にはありませんでした。それが本当に悔しくて悔しくて。あー、俺って何にもできないんだなーってのを、思い知らされました。なので、帰ってくる頃には、しっかり相手に提案をできるぐらいの英語力が欲しいと感じています。英語では数多くの文献があり、世界中の情報が手に入ることも魅力的です。授業自体はは英語で行われるので、まずはそれについていけるようにしていくことですね。
また、中国語をやっておきたいというのも大きかったです。フィリピン行ったときにも、華僑の力には正直かなり驚きました。それで、中国に興味が湧いてきました。自由奔放な正確なので、とりあえず英語と中国語が喋れたら人生どうにかなりそうだなとかも思ってたりもします笑。そんなに簡単じゃないだろうけど。
 
フィリピン主要財閥一覧(参考)

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⒉旅をすること
留学って勉強だけじゃないよ。ちょっといけてる留学のイベントに参加してこんなことを言われました。もともと旅をしてみたいって強く思っていたんで、これは絶好の機会なのかもしれないと思い、今は留学中一番してみたことは実は旅だったり笑。なかなか一年のビザも取れないことだし、思いっきりいろんなところを回ってみたいと思います。
長期休みの計画では今のところ、中国成都→混明→大理→景洪と西南地方を回った後に国境を越えて、ラオス→タイ→カンボジア→ベトナムと行き、再び中国に戻って南寧→桂林→重慶→成都に戻って来るコースなんかを予定してます。めちゃくちゃ楽しそうじゃないですか?(冬は寒いので、南に進むことに決めました。)期待しててください。
 
 
 
⒊中国という国家を理解してくること
中国を自分の目で見てみたい。以前よりその思いはとても強かったです。中国の情報っていろんなのがありますけど、やっぱり自分で見ないことには語る権利ないと思うんですよね。フィリピンに行って先入観が壊された時、面白くてたまらなかったんですし、中国でもそれをやりたいなと思いました。中国ってどんな国?最終的にはそんな質問に答えられるようになりたいと感じています。なにより、自分の意見を持ちたいです。何が良くて何が悪くて、人々はどんなことを考え、どんな生活を送っているのかなど。
また、将来自分自身が格差是正に強く取り組んでいきたいと考えていることからもこの国で勉強する価値はあると思いました。中国は以前社会主義国家であり、格差をできるだけなくす世界をつくることに挑戦をした国です。その理論に対して私は一定の共感をしていますし、参考にするべきとこは大いにあるのではないかと思っています。
 
 
これが、私が考え出した3つの目標です。そして、これを達成し終えた時の自分の姿があって、それは将来的に自分のやりたいことを達成るすために繋がっていくのではないかと感じています。
 
なんで中国にいくの?
 
この質問には上記が理由になるのではないかと思います。
 
 
最終的には、中国で留学をした経験が、今後自分のやりたいことを強く後押ししてくれるんじゃないだろうか。そう、経験から感じました。はい、直感です。僕はすごい直感で動く人間だと思っています。私は中国に何か経験を持っているわけではないので、『こんなもの得られそうだな。』それが限界であり、今は一種の賭けみたいな気持ちでもありますけど、これがどれぐらいいい経験にできるかは最終的には『自分次第』だと思います。
 
 
最近、勝手に決めさせてもらったテーマとしては
 
留学×旅
 ってのがあります。
 
海外にいくと、自分ってなんなのか、そんなことを考えることが多かったりもして、楽しいんです。特にバックパックはしたいです。ブログも更新したいですし。
 
最近は、世界一周にいきたいとか言ってる仲間に囲まれてるからか、かなり刺激を受けています。僕もめちゃくちゃ旅したいです。この間、私の親友が、『世界一周にいきたい!』って行って留学をやめる選択を直前にした時、『うわ、まじか。』って、思いました。彼の境遇は私と結構似てる気もしたし、だからこそ一緒に頑張りたかったってのもあって、ちょっとおいていかれた気もして、、。
 
とりあえず、僕も、一年間死にもの狂いで頑張ろうと思います。仲間に恥ずかしい生き方はできませんね。
 
 
原山 直人
 

金がなかったら、途上国の留学に行け

題名、驚いて見ちゃった人結構いるのでは?
 
『お金がないから留学に行けない』
 
こういうことを言ってる人、よくいませんか?
 
そんなことないですよってのが、今日のテーマです。
 

使える国費奨学金

 
Jassoって知ってますかね?
 
そうです。あの留学支援の国の奨学金です。留学生に対して、その留学費用を助成してくれる制度です。
 
例えば、留学先で中国をえらびました。中国の内陸は物価と生活費がめちゃ安いです。全部合わせて、生活費は4万。(当然個人差はあります)
 
それで中国だと月6万円の奨学金がもらえます。つまり、これが何を意味するかというと、お釣りがくるんです。正直ありえないと思うんですけど、月2万円の収入というわけですね。日本の東京で一人暮らしするより、全然お得です。制度時代ちょっと問題ありな気はしますけどね。
 
もれなく私は成績が悪いためこれがもらえず、、、(GPAは2.5以上かな。そんなに難しくはない。)←当初はもらえるはずだった。留学ギブアップの可能性もあるわけですが、とりあえずいきます。
 

さらに大学の奨学金

 
さらにさらに、私の通っている大学でも独自の奨学金があり、これが年で20万でる。ってことは、例えば留学に10ヶ月行ったとすると2×10+20で40万円がもらえるということですww。これはすごいお得感ありませんか?
 
当然、物価の安い途上国での留学が絶対条件なわけですけどね。
 
とりあえず何が言いたいかっていうと、
 
お金がないから留学に行かないっていうのをよく聞きますが、それで諦めてしまうのは本当にもったいない。
 
お金がない人にこそ、私は行ってもらいたいってわけなんですね。
 
 
この記事をみて、あ、俺も留学考えてみようかなって人が一人でも増えてくれるといいなーと思います。では!
 
 

フィリピン最新情報

こんにちは。フィリピンから帰ってきて1ヶ月が経ちました。最初はいろんなギャップの中で困惑することが多かったですけれども、今はもう生活にも慣れました。

 

さて、私が今日この記事を書くのは、皆さんに情報を提供するためです。私は出国前、フィリピンについて様々なことを調べましたが、正直フィリピンに対する日本語の情報は少ないと感じました。特にトンド地区(私の言ったフィリピンの貧困地帯)に関しての正しい情報は全くなかったかもしれません。あっても、事実と懸け離れたものばかり。10年前の記事を見ていても、今とは違ってしまっていることがたくさんあります。フィリピンの経済成長は著しく、時代の流れは早いです。その中で、少しでも新しい情報が提供でき、これからフィリピンで何かを始めようと思っている方の助けになれたらと感じ、このブログを書かせていただきます。(すべての情報が正しいわけではないです。あくまで参考としてください。)

 

  教育

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まずはこの分野から言及していこうと思います。今のフィリピンの教育制度は6424制。新しく中学のあとに日本でいう高校ができたようです。この新しい制度のため、私が訪れたころのマニラの教育システムはかなり複雑でした。

公立校の場合

私が視察にいった場所はトンドの公立高校でした。授業は朝、昼、夜で三部制になっていました。人の入れ替わりが多い上、とてつもない人数がいるのでみんな廊下で勉強をしています。同じ学年でも生徒の年齢はバラバラです。新しい生徒が入ってきたり、辞めていったり、これはフィリピン教育の大きな特徴です。学校に関しての詳しい記事は↓リンクでお願いします。

 

naoto2527.hatenablog.com

 

しかし、フィリピンにはドロップアウトしてしまう子ども達がたくさんいるので、復帰の制度もたくさんあります。その一つがALS (Alternative Learning System 代替教育制度)です。これは日本の高卒認定試験のようなもので、私はこの制度にめちゃくちゃ可能性を感じていました。なぜなら、この制度があれば、大学を受ける資格がもらえるからです。フィリピンでは一般就職をするには大学へ出ることがかなり大切なことになってきます。長く学校へ行けない子どもでも努力次第で学校にいける。大きな可能性を開いてくれます。

このほかにもブリッジスクールという、学校に戻るときに飛び級をするための学校もあります。現地ではALSよりこっちの方のが有名で一般的です。しかし、これは修了要件が厳しく(年間休みが3日以内など)ここから学校へ復帰するのもなかなか難しいという状況があります。

授業内容に関しても大きな変更があります。英語より母国語を重要視する政策になりました。今までは、小学校から英語で授業が行われていましたが、それが高校からに変わり、さらに、理科と数学のみになったようです。学校に復帰するための試験も英語、フィリピン語、数学、あと何か誰か情報お願いします)、の4教科になりました。それぞれの配点は25%ずつで確実に英語の比重は下がっています。

 

 交通

交通に関して、そのほとんど制度が整っていないのが現実であると感じます。交通規制はないようなものです。マニラは夕方には渋滞が必ずと言っていいほど起こります。ラインなども引かれていないので、基本なんでもありですねww。

 

 インフラ

インフラはまだまだです。あちこちで水があふれています。今まさに改善中という感じです。 トンド地区に限って言えば、インフラは皆無であったと言っていいと思います。でも人はたくさんいるので、成長する余地はまだ無限大だろうと感じました。

 

 治安

日本に比べたら、そりゃかなり悪いと思います。でも、私は現地に2ヶ月滞在していましたが、一度も盗難などにあることはありませんでした。 しっかり気をつけていれば、滅多に襲われることはありません。言われてるほど危険でもない気がします。

 

 ストリートチルドレン

ストリートチルドレンはどこに行ってもいます。社会から見放されている感じが拭えません。もはや誰の視線にも止まっていないように感じます。道端で倒れていても、誰も手を差し伸べる人はいません。これはやはりフィリピンの大きな社会問題のように感じます。

 

労働制度

フィリピンの労働制度は日本とかなり違うように感じます。日本だったらファーストフード店ではどこでもアルバイト募集のポスターを見つけることができますが、フィリピンにはそんなものはありません。学生のような若い人が働いている姿を見ることもほとんどありません。労働の制度もかなり特殊なようです。特に問題なのは半年以上雇用すると正社員にしなければならないという法律。この法律が理由で、半年直前で雇用を解除される人が相次ぎます。この制度は、企業側にとっても、労働者側にとっても損なのですが、こう言った変な法律が多くあるのはフィリピンの一つの特徴のような気がします。

 

プライバシー

もっと寄付を可視化してみてはどうか。そんな提案をNGOにしたことがありました。しかし、子供のプライバシーを守るという観点では難しいようです。一番のネックは、やはり彼らが未成年であること。その点でプライバシーはかなり強くなってしまいますし、労働をさせることはできません。いつもゴミ拾いをしていて、学校にも行けない。もう十分児童労働みたいなもんじゃないかと思うのですが、だからといって組織が仕事をさせるわけにはいかないようです。ここに支援の難しさが隠れていました。 

 

フィリピンでの2ヶ月を振り返って-まとめ-

今日はわたしの最後のインターンの日。そして明日は母国へ変える時。子供達に手を振って、その背中を眺めながら、それを振り切ってドアを閉めた時、涙が止まらなかった。わたしの大学一年の春、2ヶ月間のインターンが終了した。この幸せな時間は終わりを遂げ、わたしはこれから前を向かなければならない。ここでの別れはわたしにとっての始まりの一歩でもあった。日本に帰ってから、そこからが自分との戦いだし、その先にある辛い現実を乗り越えていかなければ、きっと自分の望む世界を見ることはできないとわかっていたから。ブログを書きながらも、なかなかこの涙を抑えることはできない。いつだって出会うのは簡単だけど、別れるのは難しい。そして自分自身と向き合うのも難しい。

 

幸せな時間

この2ヶ月間は本当に幸せな時間だった。毎日が新鮮で、笑顔に溢れていた。当然嫌なことだってあったけれど、人の温かさに勝るものはなにもない。時間は風のように過ぎていった。学校の卒業式でも泣いたことのないわたしにとって、人との別れで泣いたのははじめてだろうか。子供達もこんなわたしの別れのために涙を流してくれた。わたしなんかちっともたいしたことはしていないのに、、、本当にありがとう。
あー、終わっちゃうんだなー。って何度もおもいながら、それでもなかなかわかない実感。直ぐそこにまだ子供達がいるような気がして、まだ声は頭の中に残っている。なんでだろう、国が違うからだろうか、彼らの生活環境が違うからだろうか、自分の決意が信じられないからだろうか、心残りがまだたくさん残っているからだろうか、なんだかとても遠くなってしまうようで、、。でも、それだけこの経験が自分にとって大きかった証拠なんだと思う。ここに残りたい。そう強く思えて本当に良かった。

 

行ってみて初めてわかること

もとはと言えば、本当に小さな興味から始まったこの研修。そもそも私は貧困問題に興味なんてあまりなかったし、フィリピンといえばスモーキーマウンテンがやばいってことぐらいしか知らなかった。3年前に閉鎖されてるけど、どうなんだろう?と。それぐらいしか情報はわからなかったし、フィリピンのトンドに関する日本の情報が少ないということもあるけれど、あまり興味は持っていなかった。どこのNGOに行くかってなった時、ストリートチルドレンが沢山いる場所をお願いしますって話して、たまたま紹介されたのが、Young Focusだった。今になれば、どこにだってストリートチルドレンはいるよって思うのだけれど、本当にこのNGOを選んでくれたことには感謝している。最初はトンドって聞いて、「やばくね、危ないな」とか思ってたけれど、やっぱり行ってみないと分からないもので今となれば別にそんなに悪いところじゃないよ?って言うのが私の答え。

 

私たちが研修を行ったのはトンドのtemporaryという場所。なぜtemporaryと言うのかと言うと、もともとスモーキーマウンテンを閉鎖させるために、そこに住んでいた人を一時的に移動させるという意味で建てられたから。上空から見るとまるで収容所のようになっているけれど、中の環境はかなり劣悪で小さい部屋に小分けされていて、そこに1世帯ずつ住んでいる。まだ建設されてからあまり経っていないのだろけれど、既に屋根がなかったり、ぐずれ落ちていたりする場所もある。明らかにここだけでは人が収まらない。スモーキーマウンテンを閉鎖したからといって、現状スカベンジャーはそのままで、何も変わらない現状があることも分かった。訪れた最初はちょっと不安であったけれど、今となっては懐かしさを感じるぐらい。みんな親切に迎え入れてくれたし、お母さん達と話したりもして、本当に温かみのある場所だった。

この記事で場所は説明しています。

 

naoto2527.hatenablog.com

 

見ただけで終わりたくない

でも、ここで思ったのはただ見ただけ、社会見学では終わりたくないこと。ここには、私たち以外にも結構たくさんの外国人が訪れるらしかった。私のことをみて、コリアン?って聞く人はたくさんいた。逆にジャパニーズ?って聞かれたのは一度もなかったから、悔しさを感じたぐらいだ。私は日本人なんだなーっとその時に思った笑。そんな感じでたくさんの外国人が訪れる割には解決しない問題。私もきっと彼らにとってはここに来た訪問者の1人なのだろう。また見に来たのか?そういった感じで思われているような気もした。

 

でも、私はそうみられただけで終わりたくない。いつかこの街を変えたい。そう強く思ったし、最後のメッセージで子供たちに伝える言葉もそれにした。どれぐらい伝わったのかはわからない。子供たちに努力しろと言葉で言っても意味はなくて、やはり行動でみせなければそれは伝わらないのかもしれないけれど、一人でも信じてくれる人がいるなら救われる気がする。

 

何を残せたのか

何を残せたのか。それはずっと意識していたことだった。英語の本を作成したり、本棚作ったり、マナーを作成したりした。子供たちに学校に行く大切さとか、勉強が楽しいと思ってもらえるようなプレゼンを作ったりもして、少しは残せたものがあったかもしれない。でも、根本的な解決には全く手も届かなかった。問題は予想以上に大きかったし、何よりも人の心を変えることが最も難しかった。フィリピンにだって日本と同じように、勉強が好きな子もいれば嫌いな子もいる。学校に行く文化がない分、その文化をまずは作ることから始めなければならない。正直、自分のやろうとしているのが、正しいかどうかなんてわからない。でも動かなければここに来た意味はないし、本当に後悔をするとおもったから、『少しでもプラスになることをしよう。』という気持ちでとにかく手を動かすことにした2ヶ月だった気がする。

 

自分にできないことなんてない

彼らにできて、自分にできないことなんてない。これは私がこの研修を通して強く思ったこと。スラムではどんなに努力をしたくても出来ない状況が生まれてしまう。それに比べれば先進国のごく普通の一般的な家庭に育った私は、努力さえすればなんだって出来る環境に置かれている。じゃあ挑戦するしかないなーと感じた。

 

これから

振り返ることのできないぐらい忙しい毎日だったけど、あえて一言でまとめるならば、今回の経験は''自分の進むべき道を示してくれたもの,,だったんじゃないかと思う。ここの子ども達は自分達のことを愛してくれた。そしてわたし自身もここにいる子ども達が本当に好きだった。この好きという感情がわたし自身を動かしてくれる。好きだから頑張れる。これが本質なのかもしれない。

これからどうするのかってところですが、基本的にそこまで先のことは考えていません。でも、今までお世話になっていた学生団体はやめることにしました。理由としては、これから自分自身のやりたいことにもっと時間をかけて行きたいと感じたからです。しかし、ここに来れたのもその団体のおかげだったので、とても感謝しています。いくら感謝をしてもしきれないような居心地のいい場所でした。馬鹿なことばかりをしている私をいつも受け入れてくれてありがとう。これから一人でご飯食べたりするのは少し寂しくなっちゃうんですけど、それぐらい我慢しないと。新しい仲間もたくさん探して行きたいです。

 

そして、いま考えている計画では、temporaryに住む子ども達が勉強をするための自習室をつくるために、資金集めを行っていこうと考えています。手段としては、一般的な募金活動とクラウドファンディングを行うことで実現していきたいです。また、わたしのNGOは文房具不足がかなり深刻だったので、日本の学校に訪問して文房具を集めることで、それをトンドに送りたいと考えています。名付けて『Change TONDO From JAPAN』プロジェクト。なんちゃって。日本にももっと寄付の文化、ボランティアの文化を作っていきたいですね。このほかにも考えたら自分のできることってたくさんあると思います。日本語のfacebookページを作ったりするのもいいかもしれません。取り組めることはなるべくやっていきます。

もし、協力してくれる人とかがいたらありがたいです^^。気軽に声をかけてくださいね。

 

 

最後になりますが、このインターンに来れたことは自分にとって本当に貴重な経験となりました。ブログを読んでくれた人を始め、家族、その他私を支えてくれた全ての人に感謝しています。本当にありがとうございました。

次にここを訪れる時は、『必ずここをもっといい街にする』そんな意気込みでこれから頑張っていきます。

 

研修まとめ動画!!

 


Our Internship in Tondo Philippines

 

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