My NIKKI

1996年生まれ。

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ラオスで感じること。

ラオスにやってきた。

 

東南アジアの狭間の国。 知らない人も結構多いのではないだろうか。

 

日本の本州程度の国土に対して人口は約700万人、あの小さいシンガポールが500万人なので、それとあまり変わらない。

 

そんな感じでの国である。

 

ラオスもカンボジアと同じく貧しい国だが、雰囲気は少し違う。

 

この国には、ゆっくりとした時間が流れている。

 

そして、何もない。 何もないところが最大の魅力であると、人々は言う。

 

人々は基本的に優しく、ぼったくったりもあまりしない。

 

ここは、ストレスを感じることがほとんど無い、ゆっくりとした場所だった。

 

しかし、そんなラオスにも、発展の波が押し寄せている。

 

ラオスという国家は、実はベトナム、タイ、中国、ミャンマー、カンボジアの狭間にあって、地理的に言えば非常に重要な地点だ。

 

ラオスにおける、中国の影響はカンボジアにおけるそれと同じぐらい強い。

 

いたるところに中国語の看板を見ることができた。

 

しかしながら、この国にいると、発展とは何なのか、考えさせられる。そもそも、発展する必要があるのかと、さらに人々は国の発展を願っているのかと、、。

 

ラオスはラオスのままでいい気もしてくる。

 

カンボジアに比べれば、そんなに物が不足しているようには見えないし、治安も良い。

 

インターネット上で調べても、今後、急速な発展があるわけではないようである。

 

この国はこの国なりのやり方を探せばいいのではないかと、そう感じたのであった。

 

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ぼろぼろの自転車に乗り、通学する生徒達。

 

なんだか、過去の世界に逆もどりしてきたのでは無いかと、錯覚を覚えるほどだった。