My NIKKI

1996年生まれ。

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【転載】 どんな人が応募するの?国連ユースボランティア(UNYV)明治大学Ver.

 

国連ユースボランティアプログラムに参加して、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに行っている友人がブログにて紹介記事を作ってくれたので、記事の転載をさせていただきます。

 

自分以外にも、国連ユースボランティアで世界各国に行っている方の記事が掲載されていますので、このプログラムに興味のある方は、ぜひこちらのブログを参考にしてみてください。

 

平本君!ありがとうございました。

 

 

wataruhiramoto.hatenablog.com

 

 

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みなさん。こんにちは。

国連ユースボランティア(UNYV)派遣中の

平本 亘(@follow_me_peace)です。

 

今回の記事では

明治大学からどんな大学生が

国連ユースボランティア(UNYV)に応募しているのか

紹介します。

 

…が、僕が紹介してもうまく伝わらないので

ご本人に記事を書いていただきました。

お楽しみください。

 

_________________

 

目次

 


自己紹介

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フィリピンにて

みなさん、こんにちは!

明治大学4年の原山直人(Naoto Harayama)です。

 

海外経験


私は過去に

  • 中国に1年
  • フィリピンに1年(休学)

留学していたので、今回のエジプトが大学生活で3度目の長期留学になります。

明治大学での専攻

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ゼミのメンバーと


ゼミでは
東南アジアの比較政治学を勉強しています。


ゼミ生の半分以上が長期留学を経験していて

多様性に溢れています。


メンバーそれぞれが確固たる想いを持っていて

お互いに尊敬しあえるところが素晴らしい部分だと思っています。



国連ユースボランティア(UNYV)での派遣国と派遣先

 

派遣国について

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Wikipediaより


私は、現在エジプトの首都カイロで生活しています。

 

イスラム文化

アラビア文字

茶色の景色

傷ついた車鳴り止まない騒音

そしてヨーロッパ、アジア、アフリカをまとめたような顔立ちをした人々・・

これがエジプトかと、最初は圧倒されました。

 


エジプトは、国民のほとんどがイスラム教徒ですが

その戒律は他の中東国家ほど厳しくはありません。

 

ムスリム女性でも、ヒジャプを被ってない人もいますし

女性と男性が2人でご飯に行くこともできます。

個人の選択に大きな自由があるようです。

豚肉やアルコール飲料も買うことができます。

 

天候

基本的に雨は降ることがなく、毎日同じような天気が続きます。

家からは、ナイル川を一望することができ

その景色を見ることが一つの楽しみです。

 

食事

レストランはあまり多くなく

基本何処へ行っても同じような料理です。

 

私が一番苦労しているのもおそらく食事です。

バランスよく栄養を摂取するため

基本的に毎日同じレストランの同じ料理になっています。

これがなかなか辛いですね。

 

なので最近は自炊にも挑戦し始めました。失敗の連続ですが、、、笑。

 


派遣機関について

私はUNESCOのカイロオフィスに派遣されています。

旅行好きの方は、聞いたことはある名前かもしれません。

世界遺産の登録で有名なあのUNESCOですね。

私の所属しているカイロオフィスは、周辺地域の18カ国を管轄しており

  • 教育
  • 科学
  • 文化

の3つに部門が分かれています。

その中でも、私は科学 (Science)チームに所属して、活動しています。

サイエンスチームでは

現在、アラブ地域18カ国の

自然災害対策についてまとめた本を執筆しています

そのため、私の主な業務内容は、その参考文献を探すことになっています。

業務時間は、外へ出ることはほとんどなく

PC作業が中心となります。

 

 

また、カイロオフィスは

市の中心部から1時間ほど離れた場所にあり

とても閉鎖された環境です。

 

国際協力とはいえ、現場との接点が全くないことに

もどかしさを感じることが少なくありません。

閉鎖された環境の中でも

自分の視野を広げられるように主体的に行動することを心がけています。



国連ユースボランティア(UNYV)に応募した理由


私は大学1年生の頃

フィリピンで2ヶ月のボランティアを行ったことがきっかけで

国際協力に関心を持ち始めました。

 

その頃から、国際協力と言えば「国連」でした。

だからこそ

いつか働いてみたいという気持ちを持つようになったのだと思います。



その後、中国での留学を経て

大学3年次を休学しました。

 

休学中にはフィリピンの社会的起業で1年間のインターンを行っていました。

インターン中は

国際協力の現場に非常に近い場所で働いていたので

国際機関で働く多くの方々との接点も数多くありました。

そのことで

国連で働いてみたいという思いがさらに強くなります。



そんな中、大学も5年目になった私にとって

最後となる国連ユースボランティア(UNYV)の募集がかかりました。

しかし

このような流れの中で

実は行くか行かまいか、ものすごく悩みました。

就職先もすでに決まった段階で

自分自身は国際協力の道には進まないのではないだろうか?

そんなことを思い始めていたからです。



それでも、過去に夢にみた国連で働くチャンスがある。



決め手となったのは、派遣国親友の存在です。

私はアジア以外の国に行ったことがありませんでした。

そのため

エジプトという国の中で、自分の知らない世界を見てみたい。

その強い好奇心だけは、変わらず自分の中にありました。



さらに、私の親友も国連ユースボランティア(UNYV)として

去年ジンバブエに派遣されていました。

そんな彼女からの話を聞くうちに

自分も挑戦したいと考えるようになっていました。

これらの想いを胸に

CVを書き上げ、選考を通過して行くことを決断します。


将来国連ユースボランティア(UNYV)での経験はどうなるの?


大学5年の後期を迎える私にとっては大学生活の集大成ともなります。

私はこの経験を通して

国連を理解し、自分自身の国際協力に対する想いを再確認するとともに

今後も働く上で必要となるであろう

「国際的な環境の中で働く能力」を身に付けたいと考えています。


しかし

最初から分かりきっていたことですが

今は言葉も文化も何もわからず、ものすごく苦労しています。

最後には

帰りたくなくなるぐらいの気持ちをこの地に残して去りたいですね。



国連ユースボランティア(UNYV)を目指すみなさへメッセージ


国連には

世界中から様々な想いを持った人々が集まっています。

 

おそらく世の中のどんな会社を探しても

国連ほど多様性を持った組織はないのではないでしょうか。


そのような環境の中で働く経験を

大学生のうちに得られることは

国連ユースボランティア(UNYV)でしか実現できないことです。


様々な国籍の人たちと協働し

自分自身の価値を発揮することができれば

今後の大きな自信にも繋がると思います。

 


将来、国連や国際機関で働きたい人にとってはもちろんのこと

たとえそうでなくても

将来的に国際的な環境で働きたい人にも強くお勧めしたいです。

相談等があれば、Facebookでもいいので直接連絡ください。