My NIKKI

1996年生まれ。

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留学とボランティア、どっちがいい

留学には行ったほうがいい、とか行かなかったほうがいいとか、世の中いろんな情報が流れていますよね。ここに関して、私がこのインターンを通して感じたことがあったので少し語っていきたいと思います。(あくまで自分の考えです。)

結論から言うと、『人による』と思います。

私はこのインターンを通して、人生かわったなーと思っている一人です。ここに来て本当に良かったと思っています。なぜならば、貧困に対する今までの曖昧な興味から、変えたいという確信に変わったからです。

しかし、こう思えたのは一種の奇跡であったとも感じています。インターン先がトンド地区であったこと。子ども達の家を訪れる機会があったこと。インターン先の雰囲気が私に合っていたこと。私の名前がたまたまアニメのナルトに似ていて、子ども達の人気者になれたことなど、、。それを通してこれがやりたい。ってのを見つけることができました。

私の人間性も直結していると感じます。もともと好奇心が旺盛でいろんな場所を訪れたことや、感受性が豊かなほうで、トンドの町の汚さ、匂いなどを客観的にだけでなくて、主観的に自分の感情を入り交ぜて見ることができたことなど。ブログがあったからここで自分の感情を言語化して行ったことも大いに役立ったと思います。

しかし、感じるのはこのような海外経験を自分自身の将来と結びつけられるのは全体の中でも本当に一握りしかいないことです。多くの人はトンドの街を見ても、ただの汚れた街として通り過ぎていきますし、そこから何かを感じ取ろうという姿勢はありません。留学に関してもこの状態は同じなんじゃないかなって感じます。同じことを体感しても、人によって感じかたは全く違いますし、得られる経験も全く違ってきます。

結果的に、留学やインターンをするときに最も大切なのは、その時間を自分自身の中でどれだけ有意義なものにしようと考えているかどうかだと思います。自分の行動と考え方次第で得られる結果は相当変わってくると感じます。

それともう一つ。理論的な留学と実践的なインターンシップを分けるとき、よく勉強してからインターンは行こうって人がいますが、それは結構もったいない考え方だなって感じます。勉強ってなんの勉強だーって思ったりもするんですけど、インターンとか先に行っちゃって、自分の足りない部分を把握して、目的を見つけてそのあと勉強したほうが全然良くないですかね。むしろずっとインターンとかやってたほうがいいかもしれません。留学はあくまで勉強なので、やっぱり実践経験にはかなわない気がします。

私は今もっとフィリピンについて知りたいです。トンドがなぜこのような状況にあるのか、なぜこのような現象が起こってしまって改善の兆しさえ見えないのか。ここにいてもわからないことは山ほどあります。でも、いつか解決してやりたいと思っています。

フィリピン大学に留学したい!って今更、学部の教授と国際連携にはメールを送ったんですけどね、、。成績悪い&半年も期間が過ぎてるから難しいですね。人生やっぱり簡単にうまくいくわけじゃないなと、、、そう感じました。

 

そんなわけで、ちょっとでしゃばり過ぎたかもです。あくまで一人の意見として止めておいてください。

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