My NIKKI

1996年生まれ。

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スモーキーマウンテンの隣で

こんにちは。今日は生徒の家庭訪問。

 

早速なのですが、この男の子が今何をしているかわかりますか。
彼はファーストフード店の食べ残しの余ったものからもう一度使えそうなものを探しているのです。これをもう一度自分で調理して食べるか、または売ります。捨てられたものを再利用する経済がここでは回っています。

この子供は多分14歳とかそれぐらいだと思うのですが、学校に行けていないことは見ればすぐにわかります。写真を向けると、照れながらもこっちを向いてくれます。おとなしい性格なんだろうなって感じます。

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スラム街には本当にたくさんの子供達がいます。みんな声をかけてきてくれて、写真を向けるとしっかりポーズもとってくれます。日本でトンドを調べたりすると、『危険だから行かないほうがいい』ってなっていますが、人が言うほど怖い場所ではないですよ。犬だけは怖いですがねww。

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スラムの人の特徴は、歯がなくなってしまっている人がとても多いことです。歯を磨く習慣自体もないのかもしれませんが、さらに薬物中毒になってしまっている人もたくさんいるのでみんな歯が溶けてしまっています。
それから背が小さい。栄養のあるものを食べることができていないのと同時に、これも薬物が大いに関係していると思います。

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そして愛する生徒のもとへ

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これは私が毎日NGOで会っている生徒達です。彼らもここの地域に住む一人。私はトンドこの地区一帯でかなり有名人になっていますww。知り合いが多い上に、彼らの家も知っているので、もはやここで危険な目にあうことはなさそうです。

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彼は4畳ぐらいの家に家族で住んでいます。当然勉強するスペースなんて何もないです。朝は勉強、夜はゴミ拾いで自分自身も働いています。。本当に厳しい生活環境です。
いくらぐらいのお金があったらこの街をかえられるのだろう、とよく考えます。私のNGOにきて勉強の機会を与えられている子供もこの中のほんの一部。来たくても来れない、勉強をしたくても働かないといけない子供達は山ほどいます。


いつかこの街を変えたい。そんな気持ちが心の中に湧いてくる。