My NIKKI

1996年生まれ。

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自分に何ができるだろう

密度の濃い一日一日が着実に過ぎ去っていく。そんななか、今日ははかなりメンタルにきた一日でした。言葉を失いました。写真はほとんどなくて、ただ自分の思いを言葉にするだけになってしまいます。独り言を書く日記のようなものだと思ってください。

 

今日行ったのはインターン先の子供達の家庭訪問。みんな毎日会う仲間で、私がかなりの愛着を持っている子供達です。私は今までスラム街を情景と捉えながら見てきました。その中に自分の知っている人がいるわけではないから、そこまで感情移入しすぎることもなかったです。でも、今回は自分の知っている人に会いに行く日。その現実を目の前に、正直めちゃくちゃ辛かったです。服装とか案外綺麗だからちょっと裕福な感じの所に住んでるのかな?。とか少し思ってました。けれど、全然そんなことなくて、、。涙が出てきました。この違いはなんなんだろうって。

スラム街の中では、ビニールをひたすら洗ってまとめる。ゴミに入ったペットボトルを仕分けしてまとめる。1キロで10ペソ(30円)。それから、マクドナルドで出た食べ残しを拾ってもう一回調理しなおして売る。こんなの人間がする仕事なの。私はそう思ってしまう。それを毎日会っている子供がしていて、、。なんでそんなに笑顔なのかわからなくなってしまいそう。靴なんてないから足からは血が滲んでいる。

中には英語が流暢に話せる子供もいる。私なんかより全然上手だし、話すことも日本の子供達となんら大差はない。それなのになんでこんなに違うんだろう。

 

感覚的にこれがよくないだろうってのはわかる。でもじゃあ、どう解決できるのって問われると言葉につまる。自分は今まで何を学んできたんだろう。何か役立つ学問を学んできたのだろうか。正直いまここにきて、英語以外に役立った学問なんてない気がする。それでもコミュニケーションすらまともにとれるわけではない。

私にはこの子達一人を救う力もない。じゃあ、今できることはなんだろう。この子供達は才能に溢れている。このスラム街は人材の宝庫のようなものじゃないだろうか。このままこの子達の人生を終えるのはあまりにもったいなすぎる。

もし自分がお金をもっと持っていたら日本につれていってあげたい。しっかり教育をすれば必ず将来もっと活躍できる人間になれるはずなのに。でも、その力は自分にはない。じゃあ、どうすればこの子達の可能性を広げることができるのだろうか。なんとかしてあげたい。

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英語を流暢に話す二人。ちょっとチャラい感じあるけど、本当に優しいやつです。趣味はギター。今度動画アップロードします。

 

今日は人生が変わった日のような気がする。